チェルフィッチュ「三月の5日間」

2007-05-31

《あらすじ−WEB「チェルフィッチュ」より引用−》
アメリカがイラクへの空爆を開始した、2003年3月20日前後の東京が舞台。
六本木のライブハウスで出会った男女が、そのまま渋谷のラブホテルへ行き、
そこで五日間を過ごすことから始まる物語。

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劇評はこのあたりに任せます。
http://d.hatena.ne.jp/simokitazawa/20040604#p2
http://d.hatena.ne.jp/simokitazawa/20050126

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感想。前衛的。

すきかきらいかと言われると、私はあまり好きじゃない。
平田オリザの現代口語演劇の言葉には、落ち着きと品があるけど、
こちらはその対極。下品でだらしない言葉と身体。

でもそのデフォルメされた品のなさ、だらしなさも、なんだか妙にリアル。
完成度高くて新しさも感じる。
間接的な語りだけで最後まで魅せるのは構成力と役者の力。